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【材料】
タンポポの花びら 750g
レモン 3個
水 4L
砂糖 850g(水分1Lにつき)
【作り方】
1, タンポポの花びらだけ(黄色い部分)を摘み、鍋に入れる。
2, 1に水を入れ、1時間半ぐらい煮る。
3, 火を止めて、そのまま一晩寝かす。
4, 3をざるなどで濾し、レモン汁、砂糖を加え煮立てる。
*花びらも搾って大丈夫。
5, 容器(耐熱ビンなど)に密封し、保存。
・・・と、ここまでが基本レシピですが
このままですと、しゃばしゃばなシロップが出来ます。
ということで、みんつ風アレンジ(いい加減レシピとも言う?)をご紹介。
【材料】
タンポポの花びら ざる一杯
レモン 1個
*入れると爽やかな味になりますが、無くても問題なし。
水 適量
砂糖 適量
寒天 適量
*袋に分量が書いてあると思いますので、必要なだけ。
【作り方】
1, タンポポの花びらだけ(黄色い部分)を摘み、鍋に入れる。
2, 1に水を花びらがひたひたになるぐらい入れ、適当に煮立たせる。
*長く煮れば黄色がより濃くなりますが、5~6分煮ただけでも大丈夫。
あっさりした感じになるだけで、問題なし。
3, 火を止めて、そのまま一晩寝かす。
4, 3をざるなどで濾す。
*花びらも搾って大丈夫。
5, 4にレモン汁、砂糖を加え煮立てる。
*この時に味見をしながら、好きな甘さになるまで砂糖を入れる。
「ちょっぴり甘すぎ?」位の方が、パンに塗ったときにちょうど良いかも。
6, 5に寒天を加え、ひと煮立ちさせる。
*寒天は、鍋の水分量に合わせて、調節して下さい。
7, 容器(耐熱ビンなど)に密封し、保存。
・・・ハチミツのような味ですので、寒天を入れないで、シロップとして楽しむのも有りだと思います。
【材料】
大麦 100g
長葱 100g
根セロリ 100g
人参 100g
縮緬キャベツ 1/4個
油もしくはバター 大さじ2
水 1,5L
ベーコン 300g
薫製豚肉 300g
薫製牛肉 200g
*肉は全て固まりですが、手に入り難ければ、切ってあるものでも何でも大丈夫です。
要は、薫製味の出汁がでりゃ良し。
じゃが芋 2個
クリーム 大さじ3
小麦粉 大さじ1
塩 適量
【作り方】
1,大麦は一晩水に浸けて、戻しておく。
*戻さないでスープに入れると、ぶわぶわに広がるので。
2,葱とキャベツは短めの細切り、根セロリと人参は小さくさいの目切りにする。
*食べる時に、全ての具がスプーンで一緒にすくえるぐらいの大きさ。
3,油を引いた鍋で、2を軽く炒める。
4,3に水と肉を入れ、肉が柔らかくなるまで、弱火で煮込む(約1時間半)。
*圧力鍋なら30分ぐらいで。
5,小さくさいの目切りにしたじゃが芋を加え、更に20分程煮続ける。
*最初から入れると、溶けてなくなってしまうので。
6,クリームに小麦粉を溶かしたものを最後に加え、塩で味を調えたら、出来上がり。
*薫製肉には結構塩が利いているので、気を付けて下さい。
・・・と、ここまでが基本レシピですが
このスープは私が住む州の代表的な料理で、村によってレシピや具材がちょっとずつ違ったりします。
でね、レシピを読んでいると、面白いことが幾つかあって、ちょっとそんなお話を少し。
まず、調味料が殆ど使われていないんですよね。
胡椒やブイヨン、かたまり肉がどっさり使われている割には、ハーブなんかがない。
ということは、元々すごく素朴な味なのではないかと。
また、野菜が細かい割に、肉はブロックで固まりのまま。
しかも、そいつをどうするのかが書かれていない。
この辺には、煮込んだ固まり肉だけを鍋から取り出し、芥子を付けて、茹でたじゃが芋と食べる習慣があるのですが、多分これもそうやって2食に分けるのではないかと。
こんな感じ(↓)。
【ヒント】
このスープ、胡椒とビーフ・コンソメを少し加えた方が、美味しいと思います。
【材料】
じゃが芋 適量 (1人前3~4個x人数分)
*前日に蒸かし(茹で)た残りで良い。
小麦粉 適量
バター かなりたくさん
塩 少々
【作り方】
1,じゃが芋を粗く下ろす。
2,1に小麦粉をあわせる。
* じゃが芋が潰れずに、それでいて個々の下ろしたじゃが芋が小麦でまぶしてあるように、両手でふわっとあえる。
3,フライパンでバターの一部を溶かし、2を炒める。
*バターを少し入れては炒め、またバターを加えて更に炒め…を何度も繰り返す。
4,全体的にバターがからまり、中まで火が通り、所々カリッとしたら、塩で味を調整し、出来上がり。
アップルムース(りんごジャムみたいなものです)やチーズと一緒にどうぞ。
これは、私が住むグラゥビュンデン州の地元料理の一つなのですが、正直にいうと、全然美味しくありません。
じゃが芋に小麦粉をまぶしたものを大量のバターで炒める……う~ん、天かすを食べているみたいなもんです。
スイスの山の上の料理なんて、元々はこういう貧しいものだったのです。
興味のある方は、一度お試しを。
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