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【材料】
大麦 100g
長葱 100g
根セロリ 100g
人参 100g
縮緬キャベツ 1/4個
油もしくはバター 大さじ2
水 1,5L
ベーコン 300g
薫製豚肉 300g
薫製牛肉 200g
*肉は全て固まりですが、手に入り難ければ、切ってあるものでも何でも大丈夫です。
要は、薫製味の出汁がでりゃ良し。
じゃが芋 2個
クリーム 大さじ3
小麦粉 大さじ1
塩 適量
【作り方】
1,大麦は一晩水に浸けて、戻しておく。
*戻さないでスープに入れると、ぶわぶわに広がるので。
2,葱とキャベツは短めの細切り、根セロリと人参は小さくさいの目切りにする。
*食べる時に、全ての具がスプーンで一緒にすくえるぐらいの大きさ。
3,油を引いた鍋で、2を軽く炒める。
4,3に水と肉を入れ、肉が柔らかくなるまで、弱火で煮込む(約1時間半)。
*圧力鍋なら30分ぐらいで。
5,小さくさいの目切りにしたじゃが芋を加え、更に20分程煮続ける。
*最初から入れると、溶けてなくなってしまうので。
6,クリームに小麦粉を溶かしたものを最後に加え、塩で味を調えたら、出来上がり。
*薫製肉には結構塩が利いているので、気を付けて下さい。
・・・と、ここまでが基本レシピですが
このスープは私が住む州の代表的な料理で、村によってレシピや具材がちょっとずつ違ったりします。
でね、レシピを読んでいると、面白いことが幾つかあって、ちょっとそんなお話を少し。
まず、調味料が殆ど使われていないんですよね。
胡椒やブイヨン、かたまり肉がどっさり使われている割には、ハーブなんかがない。
ということは、元々すごく素朴な味なのではないかと。
また、野菜が細かい割に、肉はブロックで固まりのまま。
しかも、そいつをどうするのかが書かれていない。
この辺には、煮込んだ固まり肉だけを鍋から取り出し、芥子を付けて、茹でたじゃが芋と食べる習慣があるのですが、多分これもそうやって2食に分けるのではないかと。
こんな感じ(↓)。
【ヒント】
このスープ、胡椒とビーフ・コンソメを少し加えた方が、美味しいと思います。
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